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信生法師日記

ジャパンナレッジで閲覧できる『信生法師日記』の日本古典文学全集のサンプルページ

新編 日本古典文学全集
信生法師日記(中世日記紀行集)
しんしょうほうしにっき(ちゅうせいにっききこうしゅう)
【閲覧画面サンプル】
信生法師日記(中世日記紀行集) 全体

【上記の拡大画像】
信生法師日記(中世日記紀行集) 拡大

【現代語訳】
〔一〕 
つらいことが訪ねて来ない「巌の中」もこの世の中にはなく、どこも隠れるべき山もない「山梨の花」であるから、ここと思い定めるべき場所もあるはずがないと、落ちつかない心に誘い出されて、東国の方へ修行のため、元仁二年の春二月の十日ころに、都を出発する。

〔二〕 
昔は、旅の行く先を夕方の雲が隔てることを恨めしく思い、後に会うことを契って、明け方の月のもとに別れを惜しむ人も多く、また、都に思い置くこともあったのだが、今は、旧知の者も欠けて行って、半ばはあの世へ旅立ってしまい、また、それぞれの道に別れ別れになってしまったので、私もあといくばくと、しみじみと思われて、遠ざかり行く都の木々の梢をふり返って見ると、古詩にいう百千万本の薺と変るところはない。逢坂の関を通過する時に、

逢坂の……(この逢うという名の逢坂の関に心を留めて行くことであろう、もし都に思う人を置いて行くのであったならば)

鏡山を越えるにつけて、昔見たのと変ってしまったあちこちの様子を、以前見たことを思い出す手がかりまでも、しみじみと哀れに感じられ、年とってしまった年齢の程度も思い知られて、

鏡山……(鏡山に知らない老人が映ったことだろう、もし今まで出家していなかったと

【目次】
信生法師日記(扉)
梗概
〔一〕序―東国へ修行の旅に出発
〔二〕東海道の旅、京より八橋まで
〔三〕宮路山より車返まで
〔四〕鎌倉到着、源実朝の七回忌供養と追憶
〔五〕鎌倉より善光寺への旅、浅間山まで
〔六〕旧友伊賀光宗訪問と善光寺到着
〔七〕鎌倉帰着、北条政子の突然の死
〔八〕鎌倉より故郷塩谷への秋の野の旅
〔九〕故郷との再度の別れ
校訂付記


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