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猿橋

ジャパンナレッジで閲覧できる『猿橋』の改訂新版・世界大百科事典のサンプルページ

猿橋
さるはし

山梨県大月市の東郊,相模川の支流桂川の渓谷にかかる木橋。〈えんきょう〉ともいう。創建の時期は明らかではないが,きわめて古いと推定され,1226年(嘉禄2)にはすでに文書に記録が見られる。両岸から4層に順次張り出した刎木(はねき)の上に木の橋桁を渡し,刎木の他端は地中に埋め込まれ,安定を保っている。このような工法は刎木橋または肱木橋(ひじきばし)と呼ばれたが,現在の分類からすればカンチレバー形式に属する。渓谷が約30mと深く,橋脚を立てられないため,強さに限界のある木の桁で約31mの長さを一挙に渡るのに考え出されたのがこの構造である。腐食を防ぐため刎木の先端に付けられた小さな板のひさしと相まって木造構築物としての美しさにも秀で,日本古来の名橋の一つに挙げられている。またその構造の珍しさから,日本三奇橋の一つとされてきた。名の由来は,猿が藤蔓(ふじづる)によって渓谷を渡るのにならって架橋したなどと伝えられるが,構造上はこれと関係ない。しばしば架替えが行われたが,今も元の姿を保存している。
[伊藤 学]

[索引語]
猿橋 刎木橋 肘(肱)木橋
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検索コンテンツ
1. 猿橋
日本大百科全書
(しらこ)がサルが何匹もつながって川を渡るのを見て、この架橋法を思い付いたという。JR中央本線猿橋駅から徒歩15分。横田忠夫 ...
2. 猿橋
世界大百科事典
るが,構造上はこれと関係ない。しばしば架替えが行われたが,今も元の姿を保存している。伊藤 学 猿橋 刎木橋 肘(肱)木橋 ...
3. さる‐はし【猿橋】地図
デジタル大辞泉
〓日本三奇橋の一。山梨県大月市の桂川に架かる橋脚のない木橋で、両岸から突き出した刎木(はねぎ)の上に築かれ、藤づるにつかまっ ...
4. さる‐はし【猿橋】
日本国語大辞典
〔一〕(奈良時代、猿の群れがフジのつるを伝い、川を渡るのを見て架橋されたと伝えられるところから)山梨県大月市を流れる桂川に架けられた橋。橋脚を用いないで、かまち ...
5. さるはし【猿橋】
国史大辞典
山梨県大月市猿橋。文化三年(一八〇六)甲斐国都留郡猿橋村百四十四戸、六百三十八人、石高二百四十六石余。明治八年(一八七五)殿上村など五ヵ村と合併して大原村、昭和 ...
6. さるはし【猿橋】山梨県:大月市/猿橋村
日本歴史地名大系
の名勝に指定される。文明一九年(一四八七)聖護院道興が小仏峠を越えて郡内に入り、当地を訪れて「猿橋とて川の底千尋にをよび侍るうへに、三十余文の橋をわたして侍りけ ...
7. 猿橋(さるはし)
古事類苑
地部 洋巻 第3巻 280ページ ...
8. 猿橋[百科マルチメディア]
日本大百科全書
桂(かつら)川に架かる刎木(はねぎ)橋。橋脚を用いず、両岸から突き出た24本の巨木の上に橋桁(はしげた)がのっている。長さ32m、幅3.3m。構造の美しさが、付 ...
24. 小林清親『日本名勝図会 猿橋』[百科マルチメディア]
日本大百科全書
1896年(明治29) 〓古典版画東洲斎/画像提供 ...
39. おおつき【大月】地図
デジタル大辞泉
山梨県東部の市。桂川が貫流し、日本三奇橋の一つ、猿橋がある。甲斐絹(かいき)の産地。人口2.8万(2010)。  ...
40. おおつき[おほつき]【大月】
日本国語大辞典
甲州街道の旧宿駅で、中央本線、富士急行線、中央自動車道が通じる。かつては甲斐絹(かいき)の集散地として栄えた。猿橋は日本三奇橋の一つ。昭和二九年(一九五四)市制 ...
41. おおつき【大月】
国史大辞典
への玄関口として発展し、昭和八年(一九三三)広里村は大月町となった。同二十九年八月八日、大月・猿橋・七保の三町と初狩・笹子・賑岡・梁川四村を合併して市制を施行、 ...
42. おおつきし【大月市】山梨県
日本歴史地名大系
代の市域は「和名抄」にみえる都留郡福地郷・征茂郷に属していたと考えられる。猿橋町藤崎は福地郷の遺名とされ、同郷は猿橋町のほか富浜町・梁川町付近の市域東部に比定さ ...
45. おくやまむら【奥山村】山梨県:大月市
日本歴史地名大系
高七通順列諸留(増田広実氏所蔵文書)では田高四石余・畑高五七石余、家数八五・人数三四二。助郷は猿橋宿へ出役した(天野新平家文書)。金山・中村などでは中世以来金が ...
46. おざわむら【小沢村】山梨県:大月市
日本歴史地名大系
[現]大月市猿橋町小沢 殿上村の南、桂川支流小沢川の中流域左岸に位置する。元禄郷帳には下小沢村とみえ、枝郷として田中がある。下小沢とは小沢川上流の朝日小沢村(上 ...
47. おしのむら【小篠村】山梨県:大月市
日本歴史地名大系
[現]大月市猿橋町小篠 藤崎村の東、桂川の右岸に位置する。集落は高畑山(九八一・九メートル)・倉岳山(九九〇・一メートル)の北側緩斜面にあり、水田は集落や畑より ...
49.&nnbsp;甲子夜話三篇 4 221ページ
東洋文庫
末は秋田の湊にて海 に入。α相模。 相模川。 甲州都留郡山中湖より出て、篠子峠の谷水合して、 猿橋を経て桂川と称して、相州に入、中津川と会 し、東海道にて馬入川 ...
50. 甲子夜話続篇 5 196ページ
東洋文庫
神通川為二第コ合橋之長者、岡崎矢矧橋、長二百八間。巧者、周防岩国錦帯橋。如一一漢土橋→長崎目鏡橋。危者、甲州猿橋。高者、越中相本橋。飛騨山中小橋、難レ夜至一其橋 ...
51. かつらがわ【桂川】山梨県:総論
日本歴史地名大系
度重なる富士山の噴出物によって谷が埋められ、現在の地形が形成された。富士火山の古期活動で流出した猿橋溶岩は大月市猿橋町の下流にまで至り、中期溶岩は都留市十日市場 ...
57. かみとりさわ[かみとりさは]【上鳥沢】
日本国語大辞典
山梨県大月市の旧地名。現在の富浜町鳥沢西部。甲州街道下鳥沢と猿橋の間にあった旧宿駅。〓[リ] ...
60. き‐きょう[:ケウ]【奇橋】
日本国語大辞典
変わった橋。*日本の橋〔1936〕〈保田与重郎〉「三つの奇橋として古来著名の木曾桟橋(かけはし)や猿橋、それに岩国の錦帯橋は現存してゐるのである」キキョー ...
62. きたつるぐん【北都留郡】
国史大辞典
深い谷や山地が多く耕地は少ない。明治十一年(一八七八)十二月、都留郡の北半十八ヵ村をもって立郡、大原村(大月市猿橋町)に郡役所を置いた。昭和二十九年(一九五四) ...
63. きたつるぐん【北都留郡】山梨県
日本歴史地名大系
大月村が町制を施行、同一〇年には大原村が町制を施行して猿橋町と改称した。同二九年四月に七保村が町制を施行、同年八月この七保町と大月町・猿橋町の三町と笹子村など五 ...
66. 錦帯橋
日本大百科全書
橋の創建は1673年(延宝1)岩国藩主吉川広嘉(きっかわひろよし)の代で、甲斐(かい)(山梨県)の猿橋(さるはし)や中国の『西湖志』の六橋にヒントを得て、創案さ ...
67. 錦帯橋
世界大百科事典
の美しさと優れた技術のゆえに日本の古橋中屈指の名橋とされ,またその形,構造の珍しさから,甲斐の猿橋,越中の愛本橋と並んで,古くは日本三奇橋の一つといわれた。橋の ...
68. くだまむら【国玉村】山梨県:甲府市/旧山梨郡地区
日本歴史地名大系
ら行逢橋ともよばれた。橋は古くは国一の長さだったといわれ、名所として歌にも詠まれている。大橋で猿橋(現大月市)の話をすると怪異があるとの伝説もあり、婚礼・葬礼時 ...
75. こうぞう【構造】 : 橋
国史大辞典
を次第に高くして橋桁をかけたもので、構造的には桁橋の変形である。これに対し、日光の神橋、山梨の猿橋などは橋台に橋桁の元を埋めこんだもので、岩国の錦帯橋は橋台に埋 ...
81. こまはししゅく【駒橋宿】山梨県:大月市/駒橋村
日本歴史地名大系
にあたり、同じく甲斐国に入って七宿目。宿往還長一八町一四間、宿内町並は東西に一〇町五四間。東の猿橋宿からは二二町。西の大月宿までは一六町二九間。宿建人馬は二五人 ...
82. こまはしむら【駒橋村】山梨県:大月市
日本歴史地名大系
寛文九年(一六六九)の検地で分村したという。また村名の由来となった駒橋は桂川に架かる長さ三四間・幅一丈の橋で、猿橋に相対して橋名が付けられたが、分村後は大月村地 ...
83. こまばし【駒橋】
日本国語大辞典
山梨県大月市にある地名。江戸時代は甲州街道の大月と猿橋の間にあった宿駅。〓[マ] [0] ...
85. こわぜむら【強瀬村】山梨県:大月市
日本歴史地名大系
天保三年(一八三二)には家数八二・人数三六六(「村高七通順列諸留」増田広実氏所蔵文書)。甲州道中の猿橋や大月橋が流失した時、あるいはこれらの橋が架替えの時などに ...
90. 三奇橋
世界大百科事典
造アーチを主体とする優美な橋,猿橋は少なくとも13世紀以前にはつくられていたに違いないはね木橋である。1656年(明暦2)創建とされている愛本橋も原理的には猿橋 ...
91. さん‐ききょう【三奇橋】
デジタル大辞泉
日本の橋のうち、構造が変わっていて珍しい三つの橋。特に、山口県岩国川の錦帯(きんたい)橋、山梨県桂川の猿橋(さるはし)、富山県黒部川の愛本(あいもと)橋(昔のは ...
92. さん‐ききょう[:キケウ]【三奇橋】
日本国語大辞典
〔名〕その構造に特色のある三つの橋。特に、山口県錦川の錦帯橋、山梨県桂川の猿橋(さるはし)、富山県黒部川の愛本(あいもと)橋を合わせていう。日本三奇橋。サンキキ ...
「猿橋」の情報だけではなく、「猿橋」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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一条戻橋(日本歴史地名大系・世界大百科事典)
[現]上京区堀川下之町堀川の一条大路に架かる橋。古代・中世を通じて京域の境とされ、また橋占を行う場所として多くの伝承を生んだ。「権記」長徳四年(九九八)一二月二五日条に「自〓上東門〓東行、至〓万里路〓更北行、自〓戻橋路〓、出〓鴨下御社西堤下〓」とあるのが初見。
錦帯橋(日本歴史地名大系)
横山郭の正面乗越門前より、錦川対岸の錦見乗越へ架けられた五橋の反り橋。横山小路と錦見大明小路を一直線につなぐ、城下大手の通り筋にあたる。五橋のうち三橋が支柱のない刎橋で、構造の妙と美しさで知られる。岩国橋・十露盤橋・凌雲橋・帯雲橋・五竜橋などの名でもよばれるが、錦川の名にちなむ錦帯橋が一般的である。
猿橋(改訂新版・世界大百科事典)
山梨県大月市の東郊,相模川の支流桂川の渓谷にかかる木橋。〈えんきょう〉ともいう。創建の時期は明らかではないが,きわめて古いと推定され,1226年(嘉禄2)にはすでに文書に記録が見られる。両岸から4層に順次張り出した刎木の上に木の橋桁を渡し,刎木の他端は地中に埋め込まれ,安定を保っている。
三奇橋(改訂新版・世界大百科事典)
日本の古橋の中でとくに構造的に変わったものとしてあげられてきた岩国(山口県)の錦帯橋,甲斐(山梨県)の猿橋,黒部(富山県)の愛本橋をいう。愛本橋の代りに木曾の桟あるいは祖谷(徳島県)のかずら橋を入れる説もあるが,桟はけわしい崖に沿って板をかけ渡した橋で,構造的には上述の諸橋ほどの特色はない。
愛本橋(日本歴史地名大系)
黒部四十八ヵ瀬の交通の難を緩和するため、寛文二年(一六六二)加賀藩五代藩主前田綱紀は峡口相本に特殊な形態の橋を架けさせ、地名の用字も愛本と改めさせた。橋脚を用いず、両岸から橋材をせり出し、組合せた構造の橋を刎橋という。愛本橋は刎橋として日本一の規模で、日本三奇橋の一つといわれた。


「猿橋」は三奇橋に関連のある記事です。
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横山郭の正面乗越門前より、錦川対岸の錦見乗越へ架けられた五橋の反り橋。横山小路と錦見大明小路を一直線につなぐ、城下大手の通り筋にあたる。五橋のうち三橋が支柱のない刎橋で、構造の妙と美しさで知られる。岩国橋・十露盤橋・凌雲橋・帯雲橋・五竜橋などの名でもよばれるが、錦川の名にちなむ錦帯橋が一般的である。


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