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  11. しゃれ‐ふう 【洒落風】

しゃれ‐ふう 【洒落風】

ジャパンナレッジで閲覧できる『しゃれ‐ふう 【洒落風】』の日本国語大辞典のサンプルページ

しゃれ‐ふう 【洒落風】

解説・用例

〔名〕

松尾芭蕉没後、門人の宝井其角を中心に、元祿(一六八八〜一七〇四)の末から宝永(一七〇四〜一一)ごろにかけて、主として江戸に流行した知的、都会的な俳諧の流風。芭蕉が幽遠・閑寂な景情一致の作風を本位としたのに対して、奇抜な比喩やしゃれた趣向を喜び、理知的な都会趣味を凝らした。のち、この傾向は、沾徳・沾州によってますます助長された。

*俳諧・俳諧或問(積翠)〔1803頃〕「蕉門と号する輩も、洒落風浮世風抔いへる者も、ともに蕉翁の一流なるを、二流の如きはいかなる故にや」

発音

シャレフー

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検索コンテンツ
1. しゃれ‐ふう【洒落風】
デジタル大辞泉
松尾芭蕉の没後、江戸を中心に榎本其角(えのもときかく)が始めた俳諧の流派。都会趣味で、しゃれ・奇抜・機知を主とする俳風。→化鳥(けちょう)風  ...
2. しゃれ‐ふう【洒落風】
日本国語大辞典
沾徳・沾州によってますます助長された。*俳諧・俳諧或問(積翠)〔1803頃〕「蕉門と号する輩も、洒落風浮世風抔いへる者も、ともに蕉翁の一流なるを、二流の如きはい ...
3. しゃれ-ふう【洒落風】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕芭蕉の死後、其角を中心に起こった俳諧の流派。着想の奇抜、趣向の新奇をねらい技巧をこらした。  ...
4. うきよ‐ふう【浮世風】
日本国語大辞典
世ふう、世はわざくれぞ今ひとつ、をんどを肴に御酒あがり」(2)俳諧流派の一つ。宝井其角晩年の洒落風をうけ、闊達自在な享楽的気分を中心にした江戸座の俳風から出たも ...
5. 江戸座
世界大百科事典
あふれた江戸趣味の俳風で知られる江戸の俳人群。18世紀の初期,其角の門人沾徳(せんとく)の〈洒落風〉に,それから分派した沾洲の〈比喩体(ひゆてい)〉をも交えて大 ...
6. えど‐ざ【江戸座】
日本国語大辞典
〔名〕俳諧の流派の名。芭蕉の没後、宝永(一七〇四〜一一)期の其角の洒落風(しゃれふう)に端を発し、宝暦(一七五一〜六四)、安永(一七七二〜八一)頃を絶頂として江 ...
7. えどざ【江戸座】
国史大辞典
た。江戸座の名も、もと其角座および分派の別名が、他から総名として呼ばれたものである。俳風は、洒落風・浮世風・江戸風といわれたように、点取りを中心とする現世享楽的 ...
8. 江戸繁昌記 2 112ページ
東洋文庫
境内に其角庵があった(七)其角榎本のち宝井氏。寛文元年江戸生れ、宝永四年没、四七歳。蕉門。都会生活を基盤とした洒落風は其角によって方向が定まった。編著も少なくな ...
9. えど‐ふう【江戸風】
デジタル大辞泉
江戸の特徴的な流儀。江戸の人の好みのやり方。江戸前。 2 江戸座の俳諧のもつ特徴的傾向。浮世風。洒落風。  ...
10. えのもときかく【榎本其角】
国史大辞典
方向を辿った。『末若葉(うらわかば)』は、その傾向を、積極的に主張したものと取れる。いわゆる洒落風は、其角に始まるといわれるが、彼の発想の根柢には、知的な面白さ ...
11. えのもと-きかく【榎本其角】
日本人名大辞典
を画する「みなしくり」を編集。元禄7年大坂で芭蕉の死にたちあい,追善集「枯尾花」を刊行。のち洒落風とよばれる都会的な俳諧(はいかい)をおしすすめた。宝永4年2月 ...
12. 近世俳句集 116ページ
日本古典文学全集
答)といい、去来も「華かなること晋子に及ばず」(旅寝論)と評している。その後、享楽的で新奇な洒落風の俳諧を発展させ、江戸座俳諧の祖となった。編著はきわめて多く、 ...
13. 近世俳句集 180ページ
日本古典文学全集
近江国膳所の人か。江戸で沾徳に俳諧を学ぶ。別号、橋南居・篁影堂・行輈齋・五千叟・安叟など。其角・沾徳らの洒落風から出て、さらに比喩や見立てを重んじ、比喩俳諧とよ ...
14. 近世俳句集 186ページ
日本古典文学全集
学び、しだいに芭蕉に関心をもって蕉門に接近し、江戸では其角の門に入った。しかし、其角・沾徳らの洒落風には染まらず、芭蕉の精神を慕い、独自の隠者的な境地をもって法 ...
15. 近世俳句集 190ページ
日本古典文学全集
社交的世才にも長じて多くの門弟を有した。芭蕉没後の、元禄から享保にかけての江戸俳壇で、其角系の洒落風に対して、化鳥風とよばれ、時代の先端を行き、異色ある一勢力を ...
16. けちょう‐ふう【化鳥風】
デジタル大辞泉
、貞門末流の立羽不角(たちばふかく)らを中心に興った俳諧の流派。榎本其角(えのもときかく)の洒落風(しゃれふう)をさらに進めた卑俗な俳風で、邪道に走るものとして ...
17. けちょう‐ふう[ケテウ‥]【化鳥風】
日本国語大辞典
〔名〕江戸時代、其角一派の洒落風に対して起こった俳風の一派。邪道に走った奇矯な俳風の意。洒落風を一層遊戯化し、掛詞や比喩を用いて謎のような滑稽をもてあそぶもの。 ...
18. しゃれ‐はいかい【洒落俳諧】
日本国語大辞典
〔名〕「しゃれふう(洒落風)」に同じ。*俳諧・鳥山彦〔1736〕上「元祿のすゑに晉子其角、洒落(シャレ)俳諧といふ付合の一体を起す」 ...
19. 沾徳
世界大百科事典
を改めて俳諧宗匠となり,また合歓堂と号す。素堂の仲介で蕉門の其角と親交を結び,其角没後はその洒落風を継承して,過渡期の江戸俳壇を統率する位置に立ち,点者として一 ...
20. 調和
世界大百科事典
刊行,不角らとともに有力な点者となった。1707年(宝永4)一派の子英を中心に,其角,沾徳(せんとく)らの洒落風俳諧の流行に対して正風体を主張した《つげのまくら ...
21. 点取俳諧
世界大百科事典
つくし,勝負に道を見ずして走りまはる〉と言っているように,即吟即点が流行していた。其角は〈半面美人〉の点印を洒落風俳諧の高点句に印し,点取り競争をあおった。とく ...
22. てんめいはいかい【天明俳諧】
国史大辞典
芭蕉生前から異なった道を歩き始めていた榎本其角は、寛濶な都会的俳風に奇警な見立趣向を加えていわゆる洒落風となりしばしば謎的な難解な句を作り、その一派は談林系の水 ...
23. 東京年中行事 1 188ページ
東洋文庫
不喚楼 其角忌の座に三尺の古刀かな 鳴 雪 注 一其角 芭蕉の門人、芭蕉没後は洒落風に傾いた。 享年四十七歳。 一一上行寺 現在、世田谷区鳥 ...
24. はいかい【俳諧】
国史大辞典
矯な技巧、あるいは謎や穿ちで顧客の歓心を買う宗匠が多くなり、榎本其角系の江戸座、水間沾徳系の洒落風、立羽不角系の化鳥風、貴志沾洲系の比喩俳諧、松木淡々系の浪花ぶ ...
25. 不角
世界大百科事典
集,93年から月並発句集を続刊。古典的表現に俗意を盛ったので〈化鳥(けちよう)風〉と呼ばれ,洒落風,比喩体とともに江戸趣味の成立にあずかったが,俳壇的には孤立し ...
26. みずませんとく【水間沾徳】
国史大辞典
貞享四年(一六八七)に姓号を改めて俳諧宗匠となり、素堂の仲介で蕉門の榎本其角と親交を結ぶ。其角没後はその洒落風を継承して過渡期の江戸俳壇を統率する位置に立ち、点 ...
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haiku 【俳句】(Encyclopedia of Japan)
A 17-syllable verse form consisting of three metrical units of 5, 7, and 5 syllables, respectively. One of the most important forms of traditional Japanese poetry, haiku remains popular in modern Japan, and in recent years its popularity has spread to other countries.
しゃれ‐ふう 【洒落風】(日本国語大辞典)
松尾芭蕉没後、門人の宝井其角を中心に、元祿(一六八八〜一七〇四)の末から宝永(一七〇四〜一一)ごろにかけて、主として江戸に流行した知的、都会的な俳諧の流風。芭蕉が幽遠・閑寂な景情一致の作風を本位としたのに対して、奇抜な比喩やしゃれた趣向を喜び
はい‐ごん 【俳言】(日本国語大辞典)
俳諧に用いられる語。俳諧に用いて、和歌や連歌などには用いない俗語・漢語などの称。貞門俳諧では特に重視された。はいげん。*俳諧・毛吹草〔1638〕一「一句連哥にして誹言につまりたる時に」
きれ‐じ 【切字】(日本国語大辞典)
連歌、俳諧の発句で、句末に用いて一句を独立させたり、句中に用いて一句に曲折を与えたりする、詠嘆の意をもつ語。「野ざらしを心に風のしむ身かな」の「かな」、「古池や蛙飛びこむ水の音」の「や」、「旅人と我が名呼ばれん初しぐれ」の「ん」
れん‐く 【聯句・連句】(日本国語大辞典)
(古くは「れんぐ」)「れん(聯)【一】(2)」を構成する句。転じて、二人以上の人が、各自のそれを順につないで一編の詩をつくり上げること。のち、和歌と漢詩をつないだものにもいった。また、その作品。
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助六由縁江戸桜(新版 歌舞伎事典・日本大百科全書・世界大百科事典)
歌舞伎狂言。世話物。一幕。通称《助六》。歌舞伎十八番の一つで三時間近く(現行一時間半から二時間)を要する花やかな大曲。正徳三(1713)年、江戸・山村座上演の《花館愛護桜(はなやかたあいごのさくら)》で二世市川団十郎が助六に扮したのが初演とされる。
隈取(新版 歌舞伎事典・日本国語大辞典・世界大百科事典)
歌舞伎独自の化粧法。江戸荒事劇にはじまり、時代物一般に用いられる。各種地色へ紅・青黛などの油性顔料で片ぼかしに筋を描き、血気・怪異・姦佞(かんねい)など、役柄を誇張して表現する。荒事の英雄とこれに対する敵役や鬼畜・神仏の化身など、非写実的・ロマン的
菊人形(日本大百科全書・世界大百科事典)
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エープリル‐フール(日本国語大辞典)
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